自分のエロの方向性(テーマ)について考えてみた。

今の今まで自分が描きたい!と思った欲求のままにエロを描いてきた訳ですが、そろそろここらで自分の描くエロについてちゃんと向き合ってみたいと思いました。

 
そもそも自分はどんなエロを描きたいのか?
 
まぁそんな深く考えずにこれはエロい!と思ったものを描く!がある意味モットーだったのですが、長く続いたCG集の制作をしている最中に「あれ?俺なんでこんなの描いてたんだっけ?」のように自分の目指すエロさというものがよくわからなくなった時がしばしばありました。
それによってムダなボツを出したりしてスケジュールに遅れも生じました。
 
作品を販売するというアクションをし始めると心の思うままに描いていくというだけではやっていけないことを痛感したのでこれぞ我が作品!と言い表せるような旗印、キャッチコピー、はたまた自分のテーマを定めようと思った次第です。
 
そんなこんなで過去の自分の描いた絵を見直してきたのですが、やっぱり漠然としていて表現しかねます。
こんな感じの雰囲気が好き~♪みたいなのは大体定まっているのだけどそれをなんて表現すれば良いのかわからない。
単に純愛や凌辱、お尻やおっぱいなんてものではなく、もう少し掘り下げた具体性が欲しい…。
 
それを考えようとしてみたものの、結局思い浮かぶこと無く黙々と作業をする。
そしてやっぱりその途中で自分の目指すエロというものを見失う。
でも今考えてもこんなメンタルでは尻からダイヤモンドをひり出すような芸当だからやるだけムダと思い、作業の傍ら他者のエロ作品を眺めることにした。
 
こんな時は自分の好きな作品を見るのが一番良い。
新しいインスピレーションが欲しい時は見たこと無いジャンルやテーマ・シリーズの作品を見るのが一番だが、己と向き合うことが問題となっている本件には自分が好きな作品を見直す方が適しています。
漫画やCG集だと手が止まって読み耽ってしまうので作業の傍らで再生できるエロアニメで好きな作品を選びました。
 
とりあえず徐ろに選んだのが黒獣聖娼女です。
キャラが好きだし作画も綺麗だし何より自分が目指すエロの方向性に合っていたので円盤も買いました。

 

黒獣 ~気高き聖女は白濁に染まる~ クラウディア × セレスティン 義父との関係。女神が堕ちる朝には…編黒獣 ~気高き聖女は白濁に染まる~ クラウディア × セレスティン 義父との関係。女神が堕ちる朝には…編
 
聖娼女 THE ANIMATION 「聖女のように清らかで、娼婦のように淫らに…」聖娼女 THE ANIMATION 「聖女のように清らかで、娼婦のように淫らに…」

 

特に好きということと手元にあるということ以外の意図で選んではいませんが、これらを選んだのは功を奏しました。
作中のキャラのセリフにピンと来たものがありました。
 
黒獣では主人公ヴォルトがセレスティンに対する台詞
「お前には女神であり続けてもらわねば意味がない。民衆に限りなく崇拝されるハイエルフの女神としてな。その方が商品価値がある」
 
聖娼女では主人公、時沢の序盤の台詞
「聖女のように清らかで、娼婦のように淫らにね…エクスタシィ~♪」
 
 
「ふおおおっ!それじゃあああああッ!!」
 
ってな感じで今の今まで言い表せなかった自分のテーマが決まりました。
私のテーマは
 
凛々しくも、いやらしく
 
に決まりました!
そのヒロインの特性(地位や人格など)は壊さないまま価値観にエロさを介入させ、普段は堕ちているように見えないけど、実はもう身も心も堕ちていたり、心は堕ちていなくても身体は完全に堕ちているみたいなシチュエーションとそこに至るまでのヒロインの心と身体の変化の過程を絵でも文章でも描いていきたいと。
 
凛々しくも、いやらしく…それがせい龍の描くエロの特徴である!と…言えるようになっていきたいですw
今はまだ駆け出しの身で二次創作主体となっていますが、将来的にはオリジナルの作品にもちゃんと着手します。
実は企画自体は色々思いついてメモして溜め込んでいます。
 
まだまだま道は長いですが、この若輩者の成長を生ぬるく見守って頂き、ある日忘れた頃に見た時に「あれ?こいつ前より進化してんじゃん」って思えるようになりたいと思います!
引き続きよろしくお願いします!
 

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