智(トモ)といっしょ

ボクはどこかで道を踏み外したような気がする。
彼との出会いは半年前。
学校の帰り道、絶え間なく人が行き交う街の中、彼もまた、ボクと行き交う人の一人に過ぎなかった。
けど他と違ったのは行き交うその時だ。
「わわっ!?」
偶然横を通りがかった大型トラック。
通り過ぎた後に来る一陣の風。
ビュウッと来たるそれは、砂埃を巻き上げると同時に、ボクのスカートまで巻き上げていった。
「ッ!?」
彼の目の前で――――
でも大丈夫。
ボクは下着の上には常にブルマを穿いている。
無論ボクの性別を知られないためにだ。
ボクの性別が他の人にバレると呪いがボクを殺しに来る……。
そのための防衛手段である――――はずだった。
――――ピキィッ!
「え?」
まるでその場が凍り付いたと思えるくらい怖気が走る悪寒がボクを襲う。
そしてガラスがひび割れるような耳障りな音。
これは――――
「――――呪いだ」
でもなんで? 何が原因で呪いが発動したのかわからない。
唖然と立ち尽くしている彼。
(まさか!? ボクの性別がバレた!?)
あろうことか、彼は偶然見えたボクのスカートの中で擬装用のブルマを見破ってボクを男だと認識したのだ。
それどころか、それによって発動して気付かぬボクの背後に現れたノロイすらも、何故か彼には見えていた。
「――――ッ!!」
「え!? ちょ、ちょっと!?」
彼はノロイを良くないものと認識してボクの手を引っ張り全力で走る――――
それが彼との出会い。
それからボクは彼に事情を説明し、ボクのことや、呪いのことを洗いざらい教えた。
状況を理解するために、彼は一時期ボクと行動を共にした。
ボクの性別を見破ったのはいいとして、無関係の彼が何故ノロイを見ることができたのか知りたかったからだ。
でもその原因は今だにわからない。
そうして行動を共にする内にいつの間にか彼は、ボクに恋をしていた。
そしてもボクもまた、彼に惹かれていった。
気が付くとボクたちは付き合い始め、学園と同盟のみんなと会う時以外は常に一緒にいる。
今ではボクの家で彼と同棲までしている。
けど、ボクにはまだ心の凝りが残っている。
彼は男。そしてボクも――――男だから――――――――
※
いつも通りの授業風景。
何気ない日常の中、ボクの非日常が今日も産声を上げる。
「?」
制服のポケットからの違和感。
携帯のヴァイブレーションだ。
(……気付いてないよね?)
先生や他の生徒が見ていないことを確認してこっそりと携帯の中を覗く。
一通のメールが受信していた。
「………………」
ボクはそのメールの中を見てボクは目を細める。
「――――すみません、ちょっと体調が優れないので、保健室に行ってもいいですか?」
「ん? 和久津にしては珍しいな……いいぞ。行って来い」
「すみません」
(和久津様……)
宮が心配そうな顔をしている。
大丈夫だよと伝えるように彼女に笑みを見せた。
そうして授業中、ボクは教室を抜け出した――――
※
「は、んむ……ちゅ……ちゅむ……ん……ぺちゅ、ちゅぷ、ちゅぷ、にちゅ」
誰もいない中庭の中、ボクは膝をついて彼のソレを舐める。
逞しく反り返ったソレは男の身としては見慣れたものであり、ボクにも同じものが付いている。
男性としての生殖器官――――オチ○チンを、ボクは躊躇することなく口に含み、舌で舐め回す。
この光景を見て分かる通り、行き先は保健室――――などではない。ましてや体調不良でもない。
全部嘘。全ては一通のメールのため。
『今から中庭に来て』
本文はこの一言だけ。
この一文が何を意味しているのかを、ボクは知っている。
ボクたちは、そこまで関係を持ってしまったのだ。
ボクに恋をした彼は、性別という垣根を難なく越え、最初は戸惑っていたボクも、月日が流れるごとにそれを受け入れるようになり、今では望んですらいる……。
こんな呼び出しも一度だけじゃない。もうボクたちは、何度も身体を重ねている……。
そして人気のない『いつもの』中庭の隅に――――彼はいた。
彼はここの学生じゃないから、こっそり忍び込んだのだろう。
そうして落ち合った後現在に至る……。
「ちゅる、ちゅぷ……ん、れろれろぉ……こんなことのためにボクを呼び出して……」
舌を伸ばして竿の部分に舌を這わせる。
全体に唾液をまぶすよう丁寧に舐め回し、鈴口からガマン汁が零れてくれば先端を口に含んでガマン汁を吸い上げる。
「ちゅぷ、ちゅぷ、ちゅぷぅぅ……っ、んっ……ボク、これでも品行方正な優等生なんだよ? なのに授業中に呼び出してさ……」
品行方正。優等生。憧れのお姉さま。などと慕われるボクは今、授業を抜け出して人気のない中庭で現在交際中の彼にフェラをしてあげている。
こんなこと、誰かに知られたらボクの人生は即終了だ……。
「…………?」
「……嫌じゃないけど、友達を心配させちゃうからちょっと…………」
もし宮がこのことを知ったら、幻滅するに違いない。
あんなに心配してくれていたのに……。
「……」
察した彼が申し訳無さそうにシュンとする。
彼はボクにエッチを強要するけど、悪いと思うと、ちゃんと謝ってくれる殊勝な心構えを持っている。
だからボクは、彼の言うことならなんでもしてあげたくなる――――
「ん、そうやって素直に謝ってくれるなら許してあげる。じゃあ、続けるね? あむ……ん、ちゅぷ……」
ごめんね、宮……。
ボク、宮が慕ってくれるような優等生じゃないんだ……。
性別を偽って、あまつさえ同性の彼と付き合って、授業をサボって宮に嘘をついてまで彼に奉仕をしている。
宮……ごめん……。
今のボクは彼の前ではエッチではしたない、淫らなボクになっちゃうんだ……そのためなら、優等生の肩書きすら、どうでもよくなる……。
(すごいな……ボクのより、おっきい……)
熱く、ドクドクと脈打つ彼のオチ○チンはいつ見ても逞しく、その形、味、臭いで、ボクは酔わされる。
(どうしよう……舐めてる内になんだか、コレがどんどん愛しく思えてきちゃう……ボクも、彼と一緒に変態さんになっちゃうんだ……)
そんなやましいことを考えると胸がキュンとしてきて切ない気分になってくる。
(君と一緒なら、変態さんになっても、いい……よ)
「ぢゅる、ぢゅるる……じゅっ……くちゅ……ん……」
「――ッ! ――ッ!」
「クス、気持ち良さそうな顔してる♪ はぉ、んっ……む……くちゅくちゅ……」
「ッ……」
口の中で舌を竿から裏スジ、亀頭へと入念に舐めますと、ビクビクと暴れる彼のオチ○チンはビクリと一段と大きく痙攣し、また少しぐぐっと大きくなる。
まるで今にも割れそうな水風船みたいに膨張する。
そして何より彼自身がガクガクと辛そうに震え始めている。
「あは……ちゅっ、ちゅむ……イキそう?」
「……」
「ん、わかった。制服汚したくないから、口に出してね? 全部受け止めてあげるから」
「……!」
「クス、仕方のない子だね君は――――んっ……ぺろ……」
再び彼のオチ○チンを咥え込む。
亀頭先端の鈴口部分を舌先こちょこちょとくすぐるようにして射精を促す。
「ちゅぷ、ちゅくちゅく……んふっ……あ……んむ」
「――――っ、――――っ!」
「ぢゅるるるッ! っ……あふッ、ふ……ぢゅぱっ……ちゅぷ……」
(オチ○チン……すごく辛そう……早くボクの口でイカセてあげないと!)
「んぅッ……ぢゅッ、ぢゅッ、ぢゅむッ! ぢゅぷッ! んっ! ぢゅりゅりゅッ!!」
オチ○チンを咥えながらリズムよく頭を前後に振って口内の感触がオチ○チン全体に伝わるようにする。
舌がオチ○チンとこすれ合う度、彼は荒い息遣いの中で熱いと生きと一緒に小さな喘ぎ声を漏らす。
「ッ! ッ!! ――――ッ!!」
彼も求めるように腰を振り始める。
ボクの頭を掴んで、前後に腰を振る。
「んぶッ! じゅぶッ、じゅぶッ! ぢゅぷッ……きっ、きへええええッ!!」
彼のオチ○チンがビクッ! ビクビクッ!! っと大きく震える――――
「ッッ!!!!」
ビュクッ! ビュッ! ビュルルッ!! ビュルルルルッッ!! ビュッ……ビュルッ! ビュッ!
「んッ!? んううううぅぅぅぅぅッッッ!!!!」
口内に彼の精がいっぱいに噴き出る。
とても熱く、生臭くて、ドロドロしたボク自身も見知っている男の性臭。
でもまさか自分がこれを口で受け止める時がやって来るなんて、思いもしなかった。
「んッ!! っぐ……じゅぶ……ごくっ……んぅ、ぐ……ごく……」
口に溢れる彼の精液を一気に飲んでしまってむせ返らないようゆっくりと、落ち着きながら複数回に分けて咀嚼していく。
「ごくッ……んむっ……っ、ふぅ……相変わらず、苦いね……でも、この味にも大分慣れてきたよ? 早く君の味を美味しく美味しく思えるようになりたいしね。えへへ♪」
「――ッ!!」
「わっ! ど、どうしたの?」
いきなり彼が抱きついてきた。
しきりにごめん! ごめんね! と連呼している。
「――――っ」
「ん、大丈夫。友達の方はボクからなんとか言っとくから、そんなに心配しないで」
こんな時でもボクに迷惑をかけたと謝ってきている。
「……(;_:)」
「ずっと気にしてたの? あはは、大丈夫だって! ん、よしよし。ありがとうね」
彼を抱きながら彼の頭をそっと撫でてあげる。
ボクもだけど、彼もなんだかんだ甘えん坊さんだ。
そこが彼の、可愛いところだと……思う。
「それよりさ……なんで、ボクのお尻を触ってるの?」
ボクの背中に回していた彼の片手がスカートの上からさすさすとボクのお尻を撫で回していた。
「…………」
「さ、触り心地が良いからって……一応人前ではセクハラになるからやらないでよね?」
(それにボク、男だし……)
心意気は好きなんだけどこれがなぁ……。
でも、ボクも男としての立ち位置だったら、彼と同じかもしれない。
男の子ってほんと、みんなエッチが大好きなんだね……。
「……?」
「っ……別に嫌ってわけじゃ、ない……けどさ……あぅ」
スカートの上からは飽きたのか、今度はスカートをぺろんとめくり上げてブルマの上から撫で回す。
ついでにお尻も揉まれていた……。
「あぅぅ……ぶ、ブルマの中は絶対に触っちゃダメだからね! この後も授業があるんだから!」
(ブルマの中まで触られたら、このまま早退になっちゃうよ……)
「…………」
「は、あぁ……く……あっ……んっ、ちゃんといい子いい子してなきゃやぁの!」
結局互いに抱き合いながらボクが彼の頭を撫でて彼がボクのお尻を撫でての状態が五分は続いていたと思う。
「――――っ、ふぅ……えへへ♪ 充電完了♪」
一緒に触れ合う時間は何も彼だけが充実しているわけじゃない。
ボクだって……。
「…………」
「…………っ、ふぅ……さ、そろそろ授業に戻るね――って、こぉら。いつまでお尻触ってるの?」
「 (;´Д`)ハァハァ 」
「やぁの、やぁの! これ以上のお触りはやぁの! 続きは、お家に帰ってからで!」
「 (´・ω・`)ショボーン 」
「もう! エッチなのはいけないと思います!」
「 ∑(゚д゚lll)ガーン 」
「っ……じゃあ、また帰りに」
「……orz」
彼にはあんなことを言ってしまってたが、実際は『彼に』ではなく『自分に』歯止めをかけるためだった。
スカートの下にあるブルマの中のソレが今にもはち切れんばかりに盛り上がっていたことは、彼には言えない……。
(うぅ……彼よりボクが一番スケベな変態さんだよぉ……)
悶々とした気分で教室に戻ったけど、結局授業にはあんまり集中できなかった。
※
「――――ほんとに、君は物好きだよね……」
お風呂は彼と同棲するようになってからいつもこうして一緒に入っている。
ボクの背中を流してくれたり、髪もボクより上手く丁寧に洗ってくれるなど、意外とマメなところがある。
(ここ最近はその辺を彼に任せっぱなしで申し訳ない気持ちなんだけど、任せっきりで自分がだれてしまう心配もでてきた……)
ちなみに今日は湯船にお湯を張る時間があまりなかったから一緒にシャワーを浴びている。
お互い生まれたままの姿、要するに裸で向かい合う形だけど、今のボクは彼に背中を預けている。
「こうやって一緒にシャワーを浴びながら君が後ろから優しくボクを抱きとめてくれる……君に背中を委ねるだけで、それだけでなんだかすごく安心する……なんだか、幸せだなってさ」
「…………」
「……はっ! ご、ごめんっ! 今のは冗談だから忘れてっ!」
ボクはなんて恥ずかしいことを言ってんだ……こんなこと男相手に言われたら、流石に気持ち悪いって思われちゃうよ……。
あぁ……最悪だ……数分前の過去に戻れるならやり直したい。
「…………」
「あっ……」
すると、彼が優しくボクの頭を撫でる。
彼の腕に抱かれて、頭を撫でられる――――ボクが大好きな構図だ。
「っ……やっぱボク、君のこと、本当に好きみたい。うん。本当に、好き」
「……」
「ぁ……ちゅ……ちゅく、にちゅ……んふっ……れりゅ……」
そして流されるがまま、ボクたちはキスをした――――
「くちゅりゅ……っちゅぷ……んっ……れりゅれりゅぅ……」
舌と舌を絡めたディープキス。ボクの口に入り込んできた彼の舌を喜んで出迎えるようにボクの舌が絡み合う。
唾液と唾液が混ざり合うくちゅくちゅとした音がすごくエッチに聞こえる。
お互いはぁはぁと息を荒くしながらも貪るようにキスに耽る。
口元から唾液が垂れる。あんまり気になると無意識の内に口元から垂れる唾液を互いに舌で舐め取って掬うようになっていた。
「………………」
「ちゅ、ちゅぷっ……じゅぷ、じゅぷぅ……にちゅ……っ?」
さっきからお腹の方に硬い棒状のなにかが当たってくる。
まるでボクに構ってくれとせがむように……。
その正体がなんなのか、ボクは知っている。
ボクを強く求めてくれる彼のオチ○チン。
今まで数え切れないくらいボクの中で溜まった精を吐き出してきたというのに、まだ物足りないと言わんばかりに節操無くビクビクと勃起して貪欲にボクを求めてくる。
けどボクも人のことは言えない。
見下ろすそこには彼と同じように反って時々ピクン、ピクン……と勃起してひくついたボクのオチ○チンがある。
ボクも――――彼を求めている。
向かい合うボクら。 ビクリ、ビクリと彼のオチ○チンが痙攣する度、たまにボクのオチ○チンの先端同士がぶつかり合う。
それがまるでお互いのオチ○チンが挨拶をしているみたいでちょっと可愛かった。
「くちゅ、ちゅぷちゅぷにちゅ……ん……っぷぁぁ…………シたくなっちゃった?」
「……」
素直に答える彼についクスッと笑みを漏らしてしまった。
そして彼の唇に優しくチュ……っと一度キスをして、彼の耳元にそっと囁く。
「ん、いいよ……いっぱい、可愛がって……ね?」
「っ……!」
その答えを待ち望んでいたとばかりに彼はボクの身体にがっついた。
脇の下から両腕を通してボクのまな板な胸を両手で包み込む。
「あぅ……んっ……くっ! は、あっ……ふぁぁっ!」
指先でボクの乳首を摘んでクリクリと弄び、人差し指の腹で乳首の先端を押さえたままコロコロと転がす。
大して強い刺激じゃない。けどまるで壊れ物を扱うみたいに優しく愛撫されるとこそばゆいながらも強い快感を覚える。
現に今こうしてボクの乳首はより刺激を求めるようにピンと先端が硬いしこりを残している。
「んぁう! んはぁんっ……ち、乳首っ……気持ちいい……もっと、もっと乳首っ、いじめて、いいよっ……!」
「……」
「んっ……あ……っく、ぁぁ……ぁ」
胸元から彼がボクのおっぱいを舐めるピチャピチャといやらしい水音がする。
ただでさえ音が反響するお風呂の中だ。普段は小さなこの水音も、ここでは耳を通してハッキリと伝わって来る。
その音を聞くだけでも、ボクの気分は高揚し、舌先で乳首を弄ばれる度にボクははしたない声を漏らす。
「んふぁぁ……あ、あ……んぅ…………く……」
こんなまな板の胸なのに、彼はいつも飽きもせず揉み続け、乳首も左右共に丹念に舐め回し、なにも出やしないのに赤ちゃんのように無邪気におっぱいを吸い続ける。
本当はおっぱいが大好きなのかもしれない。けれどボクはこんな身体……もっと大きな胸であれば彼を満足出来るはずなのに……と考えると、すごく申し訳ない気持ちでいっぱいになってきた。
「……おっぱい……小さくて、ごめんね…………物足りないかもしれないけど、もっと君の好きなようにしていいよ? ボクの身体は、君専用だから……」
「………………」
「え? そんなこと気にしてない? むしろボクのものならなんでも好き……? あぅ……あ、ありが……とう……」
「…………」
「な、なんかっ……さっきより、もっと……丁寧になった気が……んぅ、ふぁ……」
「……」
「あ……んふぁ……くぅ……あ、あんぅっ……!」
今度は赤ちゃんみたいにボクのまな板おっぱいの乳首を吸い始める。
その過程までの間、ボクのおっぱいへの愛撫の影響で身体はすっかり敏感になってしまい、快感を強く受け付けやすくなったために得られる快感に足が耐え切れずガクガクと震えだして、立っているのが辛くなってきてしまい、
彼にしがみついて今だにちゅうちゅうと音を立ててボクのおっぱいを吸う彼の愛撫を必死に耐え続けた。
「あぁっ! あっ! っくぅ……! んっ! あ、はぁぁ……んっ、く……」
(気持ちいいッ! 気持ちいけど、辛いよぉッ……!!)
ビクビクとボクのオチ○チンの先端が苦しそうに震えて今にもイッてしまいそうだ。
だけどそれは許されない。
ボクが彼より先にイッてしまうなんて彼に失礼だし、何よりボクは、彼と一緒にイきたい――――
「あ……そこは……」
胸を入念に愛撫していた彼の手はついに下の方へと伸びた。
「くぅ……は、恥ずかしいよぉ……」
ボクのお尻を撫でながらもう一方の手がボクの…………穴に触れる。
触れた彼の手の人差し指がそっとボクのお尻の入り口に触れると、ちゅぷりと抵抗なくすんなりと入ってくる。
「ひゃ……ぅぅ……あっ、ん……あ、あ……う……っ……」
指をゆっくりと前、後ろ、前、後ろと押しては引くピストン運動を行う。
中でボクのお尻から愛液(腸液)がじわじわと溢れて彼の指にぬるぬると絡みつき、潤滑油代わりとなって前後にピストン運動する指の滑りが少し速くなった。
彼の指がボクのお尻をいじめる度にボクの愛液は更に溢れだし、ちゅぷちゅぷといやらしい水音を立てる。
「あぅッ! お尻ぃッ……くちゅくちゅ言って……ッ! 恥ずかしいッ……!」
いつの間にかボクのお尻は彼の人差し指をずっぽりと根本まで飲み込んでしまっている。
じゅぽじゅぽと指が出入りする。せり上がる会館の前にやがてボクは理性や羞恥を忘れ始め、彼により更なる快楽を欲するようになり始める。
「んっ……もうお尻も、君にすっかり開発されちゃったね……」
初めてシた時は、全然彼のオチ○チンが入らなくて、それどころか、あまりの激痛で結局最後まで出来なかった。
その後ボクは彼を受け入れられる身体になるように彼自身から調教という名のお尻の開発を受け続けた。
そのお蔭で今では――――
「えへへ♪ もうボクのお尻は、君のオチ○チン専用のお尻マ○こだよ」
彼に見やすいようにお尻の割れ目を両手で広げる。
それまで小さく慎ましく萎んでいたボクのお尻の穴は、今まではひと回り幅が広がって、いつでも彼のオチ○チンを受け入れられるようになっていた。
「あっ……ん……」
いきなり彼がオチ○チンをボクの入り口に押し当ててきたけど、ちゅぷん……っていいながらあっという間に先端の部分を半分飲み込んでいる。
ゆるゆるのガバガバって思われるかもしれないけど、これでもぴっちりのキツキツに締め付けることもできる。
「っ……いいよ…………ボクの中に、来て……」
「っ!」
「はっ……あぁッ! あ、んあああああッ!!」
ボクのお尻に彼のオチ○チンが入ってくる。
ズブズブとボクの中へと彼のオチ○チンが沈んでいく。
それが彼のガマン汁なのか、ボクのお尻の愛液なのか、挿入口から透明な液体がジワジワと溢れてきて、ボクの太ももへとツーっと垂れていく。
その光景がまるで彼のオチ○チンを咥え込んだボクのお尻が悦んでよだれを垂れているように見えてものすごく恥ずかしい……。
「んぅッッ……!! っ……はぁ……ッ……ん、動いて……いいよ……」
「――――」
「あッ! ふぁッ! んぅッ! あっ、あっ、あっ、あッ!」
お尻の中を出たり入ったりを繰り返す彼のオチ○チン。
深くお尻を突く度にビリビリと痺れるような感覚にみまわれ、それが頭を麻痺させてしまいそうなくらい強い快感となり、ボクを快楽に酔わせる。
「ボクッ! ボクぅッ!! おかひくなっひゃうひょおおぉぉぉぉ!!」
ジンジンと伝わって来る彼のオチ○チンの気持ち良さのあまり、頭がとろけてしまいそうだ。
「ねぇ……ねぇ! ボクの! ボクのお尻ぃ、気持ちいいっ!?」
「――ッ!」
「うんっ! 嬉しいッ! ボクもっ……っく、気持ちいいよぉッ! もっと、もっと気持ちよくなって! ぼ、ボク……君のオチ○チンッ……好きぃ! 好き好き! だぁいしゅきいいいぃぃぃッッ!!」
せり上がる快楽を無我夢中に貪るように腰を振っていると、突然ボクの身体が持ち上がる。
「んッ! んんぅッ!! こ、この体位、しゅきぃ……!! だって、抱っこしてもらえるし、オチ○チンがボクの一番奥まで入ってッ……んっくぅ!! もうッ……にゃかだし確定だ、ねッ……えへへ♪」
おもむろに彼がボクを抱き上げ、ボクが両手、両脚で抱きついて抱っこしながらエッチをする感じの体位になる。
太ももとお尻の付け根から彼に抱えられ、ゆっさゆっさと振られる。
しかしボクの愛液との絡みで滑りが良くなっているのも相まって途中でオチ○チンが何度か抜けてしまいそうになる。
「えへへ♪ 君のオチ○ポだいしゅきホールドぉ♪」
すっかりエッチに酩酊していたボクは、いても立ってもいられず両脚をガッチリと絡めて彼に精をせがむように腰を彼と一緒に上下に激しく振り始める。
挿入自体は脚でしっかり彼にしがみついているのでオチ○チンがお尻から抜けることはない。
そのための…………だいしゅきホールド、だから……。
「あっ、あっ、おひりいぃぃッ!! ひもひいいよぉぉッ!! んあぅ――――ッ!!」
「―――っ! ――――っ!!」
「はぁッ! ふぁぁッ!! あんッ! っくぁッ! んくッ! あ、ああッ!」
「――ッ!! ――――っ!」
「ひゃッ! あッ! あああッ!! んあッん! しゅ、しゅごいぃッ!! お尻えっちしゅごいおぉぉッ!!」
腰が激しく振られ、彼の下半身とボクのお尻がぶつかり合う度にパンパンと音を立てる。
同時にグジュグジュと水音も立つ。そして彼の息遣いがより一層荒くなり、腰を動かすペースも早くなり始める。
「――ッ、――ッ、――ッ!!」
「いっ、イキそうッ? ぼ、ボクもッ! ッ……じゃあ、一緒にぃッ……!!」
「――――ッ!」
「いいっ! いいよぉッ! 中ッ、なかッ……中にぃ……出してぇッ!!」
何かが、来る! 来てしまう!
高まる快感が頂点に達しようとする直前、ボクと彼はそれに備えるように互いを強く抱き締める。
「――――ッッ!!」
「ッ!! くぅッ! ~~~~~~~~ッッ!!!!」
同時――――
ビュッ! ビュルッ!! ビュルルルルルルルルルルルッッ!!!! ビュルッ! ビュルッ!! ビュッ! ビュッ!
ボクのお尻の中全体に熱い液体が一気に溢れ、流れだし、ボクと彼のお腹にもボクから吹き出した白く熱い液体が飛び散る。
「~~~~~~~~ッ!!」
脚を絡める力が更に強くなる。
お尻の方からゴボッ……と妙な音が聞こえると、彼と繋がった隙間から白い精液がドロドロと流れ出てくる。
「――――ッッ!!」
これ以上彼の精を零さないようにとお尻の締りを強くすると、彼もボクを抱き締める力を強めた。
互いに絶対に離れないと言うぐらいぎゅっと強く抱き締めてボクたちは再び絶頂を迎えた――――
「――――はぁ、はぁ、はぁ……っ…………キス、しよ…………んっ、ちゅ……」
「――――っ」
以前のボクは男になんて興味はなかった。
男同士でなんて、そんな趣味もないし気持ち悪いに決まっている……そう考えていたから。
でも、その考えは間違いだった。
ボクのことを一人の女の子として接してくれる彼にボクは恋をしてしまった。
彼の一途さに心を動かされたボクは、自分の立場を女の子の姿をした男ではなく、女の子そのものと置き換えて認識することで、ボクは彼を受け入れることができた。
そしてボクを一人の女の子として接してくれる彼と、彼を一人の男として接するボクは互いにこうして求め合い、いつの間にか本当に愛し合ってしまっていた。
こんな恋、世間一般では決して認められることではないだろう。
きっと大半の人はボクたちを嫌悪し、忌み嫌い、罪だと罵るに違いない。
けど、ボクは後悔なんてしていない。
だって、もうボクは彼のモノ(女)、なんだから――――――――幸せです♪
[END]
[Epilogue]
真夜中、ボクはふと目が覚めた。
っていうのも、なんだか上手く寝付けなかった。
目がぱっちりと開いていてあんまりよく眠れない。
「――――眠れないの?」
同じように彼も起きていたようで、カーテンの隙間から窓の外をじっと眺めていた。
「……」
「クス、実はボクも♪」
彼も一緒なんだとわかると、ボクは甘えるように彼に擦り寄る。
彼に抱かれて彼の胸に頭を預けていると、胸の辺りから何やらモゾモゾと何かがうごめくような感じがする。
「んっ……ってこら、なにドサクサに紛れておっぱい触ってるの?」
「…………」
案の定彼がボクのおっぱいを触りたがっていたようだ……。
「もう……しょうがないなぁ。けど、あんまり強く刺激しちゃダメだよ? 感じ過ぎて眠れなくなっちゃうから」
「……(コクリ)」
わかったと頷いていたものの、彼はもそもそとボクのパジャマのボタンを外していき、胸の方へ手を入れてボクのおっぱいを弄り始める。
「……っ、んっ――――君はさ、本当にボクで良かったの?」
「?」
「ん……君って、見た目もそんな悪くないし、優しいし、んっ……ふ……その気になればボクよりも可愛い娘……ちゃんと『女の子』の相手ぐらい簡単に作れそうな気がするんだけど?」
「…………」
「っ……はぁ……それなのに、ボクなんか選んでさ……後悔してないの?」
(まずい……思ってたよりおっぱい、結構感じちゃってる……)
「 ヽ(`Д´#)ノ 」
――――即答で否定された。
「なんで? ボク男なんだよ!? 君と同性だよ!? ホモだよ!? ゲイになっちゃうんだよ!? んぅッ!?」
ボクの胸を触っていた彼の手をちょっと強引に取り上げて問い詰める――――しかし突如ボクの口は何かに塞がれた。
「んぅーッ! んぅッーッ!! んッ!? ん……ちゅっ……」
最初は抵抗していたけど、口内にねじ込まれた柔らかい感触――――彼の舌がボクの舌を包み込むように絡めてきた。
それに気付くと、ボクも呼応するように彼に舌を絡める。
「んふ、ちゅぷちゅぷっ……くちゅ……ちゅる、ちゅる……ちゅっ……」
夜、暗い部屋の中を妖しい水音が部屋の中に響き渡る。
「ちゅぷ、ちゅっ……っ…………ん、君のボクに対する気持ちが本気だってことが良くわかったよ」
「…………」
「けど、次はちゃんと君の口で言ってよね? ボクだってこう見えて、女心みたいなのはあるんだから」
「 m(_ _;)m 」
「ん、よろしい! でも言っとくけど、ボク、こう見えて独占欲すっごく強いから、浮気なんかしたら……絶対に許さないからね♪」
「――――っ」
「えへへ♪」
ボク、和久津智は、これからも彼といっしょに――――――――
[To be continued…]
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